山崎の地 Japan, Yamazaki

山崎 THE YAMAZAKI SINGLE MALT WHISKY

  • ウイスキーづくりの理想郷

    山崎蒸溜所は京都の南西郊外に位置する天王山の懐に抱かれるように佇んでいます。

    山崎は全国の多くの候補地の中から、鳥井信治郎が惚れ込んだ土地です。

    四季の色香にあふれた純日本的な風土のなか上質な水が豊富に湧き、また独特の地形から霧が発生しやすい湿潤な土地でもあり、まさにウイスキーづくりの理想郷です。

  • 歴史 歌に詠まれたウイスキーのふる里

    山崎は歴史に彩られています。古くは朝廷を間近に控えていたため、7世紀半ば過ぎから都の王侯貴族たちが離宮を建て、狩猟や詩歌管弦に興じた地でした。かつてこの辺りは“水生野”(みなせの) と呼ばれ、やがて転訛して水無瀬となります。山紫水明の桃源郷であったようで、昔から多くの著名な歌人がこの地を詠んでいます。連歌の大成者・宗祇。俳諧の始祖のひとり山崎宗鑑もこの地との深い縁があります。また茶聖・千利休も山崎で侘び茶の世界を創造しました。そんな日本文化を育んだ歴史風土が、“ノーブル”と表現されるシングルモルトを誕生させるのでしょう。

  • 仕込み水 天然水に恵まれた驚異の地

    山崎蒸溜所の職人たちの朝は仕込み水をテイスティングして、データを取ることからはじまります。時代をいくつ経ようとも変わることのない上質な天然水が湧き出るこの地を、職人たちは「驚異の地」と言います。そしてこの清水でなければ重厚に華麗に薫る山崎のモルト原酒は誕生しません。山崎周辺は名水の里です。蒸溜所のほど近くに名水百選のひとつ『離宮の水』があります。かつて千利休は天王山の竹林に湧く清水で茶を点てました。蒸溜所の仕込み水もまたその竹林から湧き出る天然水を使用しています。山崎の上質な水は、昔もいまも人々を魅了しつづけています。

  • 気候風土 霧が発生しやすい湿潤な環境

    “見渡せば山もとかすむ水無瀬川 夕べは秋と何思いけむ” 
    これは13世紀初頭、山崎の柔らかく霞んだ春の情景を詠んだ後鳥羽上皇の有名な歌です。昔もいまも変わらないのでしょう。蒸溜所を取り囲むように茂る竹林が柔らかいミストを纏い、しっとりと佇む光景をたびたび目にします。山崎は大阪平野と京都盆地が接する、天王山と男山に挟まれた狭い自然の関門に位置しています。その狭い関門に桂川、宇治川、木津川の三川が合流し、淀川を形成する特異な地形にあるため霧がよく発生します。この湿潤な環境がオーク樽でのモルト原酒の熟成に大きく貢献しているのです。

山崎の地